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3等級ダウン事故と1等級ダウン事故がありましたが、翌年の等級と事故有係数適用期間はどうなりますか？

【ご相談事例】

現在の自動車保険の等級は11等級、事故有係数適用期間が3年です。

今年は3等級ダウン事故と1等級ダウン事故がありましたが、翌年の等級と事故有係数適用期間はどうなるのでしょうか。

【ご回答】

自動車保険は、事故の内容によって等級の下がり方が違います。

3等級ダウン事故とは

翌年の契約の等級が3等級下がる事故のこと。
他人を死傷させたり、他人のものを壊したりして、自動車保険から保険金が支払われた場合や、車両保険から保険金が支払われた場合などが該当します。

1等級ダウン事故とは

翌年の契約の等級が1等級下がる事故のこと。
盗難や落書き、台風などによる損害で車両保険から保険金が支払われた場合などが該当します。

また、自動車保険には等級とは別に、事故有係数を適用する期間を示す「事故有係数適用期間」もあります。

事故有係数適用期間は、新規で契約する場合「0年」ですが、3等級ダウン事故1件につき「3年」、1等級ダウン事故1件につき「1年」が前年の事故有係数適用期間に加えられます。また、自動車保険の保険期間が1年経過するごとに前年の事故有係数適用期間から1年が引かれます。なお、事故有係数適用期間の上限は「6年」、下限は「0年」です。

そこで今回の件ですが、等級と事故有係数適用期間は以下のようになります。

〇等級

11等級から「3等級」「1等級」それぞれダウンして「7等級」になります。

〇事故有係数適用期間

上限の「6年」となります。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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