火災保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp - 宇都宮

分譲マンションの共用部分の火災保険は一般的に誰が契約していますか？

【ご相談事例】

分譲マンションの共用部分の火災保険は一般的に誰が契約していますか？

【ご回答】

分譲マンションには、区分所有者の住まいとなる「専有部分」と、エレベーターやエントランスなど区分所有者全員で使う「共有部分」があります。

「専有部分」については区分所有者が、「共有部分」についてはマンションの管理組合がそれぞれ火災保険に入っているのが一般的ですが、火災保険の契約状況はマンションによって異なるため、管理組合に確認しておくといいでしょう。

分譲マンションの火災保険には、次の3つのパターンがあり、①と③の契約を組み合わせたものが一般的です。

管理組合が共有部分の火災保険に入っていない場合には、②のパターンで火災保険を契約することになります。

①．区分所有者が専有部分のみ契約する火災保険
区分所有者がそれぞれの専有部分のみ火災保険を契約する方式です。
共有部分に生じた損害はこの契約では補償されません。

②．区分所有者が専有部分だけでなく、共有部分の一部を含めて契約する火災保険
区分所有者がそれぞれの専有部分とあわせ、自己の共有持分に相当する共有部分についても火災保険を契約する方法です。

③．マンション管理組合が契約者になって共有部分のみ契約する火災保険
共有部分をマンションの管理組合が契約者となって契約する火災保険です。
それぞれの専有部分はこの契約の補償対象に含まれません。

具体的な火災保険の補償範囲や、補償内容についてはお気軽にお問い合わせください。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。