HOME > 目的別保険相談 > 生命保険の告知書を提出後に病気で入院。現在手続き中ですが、生命保険に加入できる?
生命保険の契約の際に、告知書を提出しました。
現在、手続き中ですが、その間に病気で入院することになりました。
そのため、健康状態が告知書の内容と異なりますが、生命保険に加入できるでしょうか。
生命保険契約は告知書の提出で成立するのではなく、申込書の提出や保険料の払い込みなどさまざまな条件が整い、保険会社が加入を承認した時点で正式な契約が成立します。
そのため、入院したのが(入院の原因となる病気にかかったのが)生命保険契約が成立した後であれば、健康状態が告知書の内容と異なっていても所定の保険金が支払われる可能性があります。
ただし、入院の理由がこれまでに罹患した病気による場合や、告知書提出前に原因が生じていた場合などは、告知内容と異なると判断されて保険金が支払われない可能性があります。
一方、入院の原因となる病気の発覚が、保険会社が生命保険契約の承諾をする前の場合には、告知内容と異なると判断されて生命保険契約が無効と判断される可能性があります。
また、病気を黙ったまま生命保険契約が成立すると、告知義務違反と認定されて保険金が支払われない可能性もあります。
いずれの場合であっても、万一の時に保障を受けられない生命保険に加入していても仕方がありません。
健康状態に問題が出た場合には早めに保険会社へ連絡をして、具体的な指示を仰ぐといいでしょう。
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