HOME > 目的別保険相談 > 変額個人年金保険の「到達目標設定型(ターゲット型)」と「最低保証引上げ型(ラチェット型)」それぞれの違いを教えてください。
変額個人年金保険には「到達目標設定型(ターゲット型)」と「最低保証引上げ型(ラチェット型)」があると聞きました。
それぞれの違いを教えてください。
変額個人年金保険は、保険料を一括払い、もしくは分割払いで支払い、運用期間中には死亡保障が、運用期間終了後は所定の年金が受け取れるような仕組みになっています。
また、将来受け取れる年金の額は運用期間中の運用成績によって変動するため、運用成績が良くないと、受け取る年金額が支払った保険料を下回る=「元本割れする」ことになります。
変額個人年金保険にはさまざまな商品が販売されており、「到達目標設定型(ターゲット型)」と「最低保証引上げ型(ラチェット型)」もその一つで、以下のようなプランになっています。
●到達目標設定型(ターゲット型)
契約時に「一時払い保険料の110%~150%」などの運用目標を設定し、一定期間経過後に目標値に達した場合、超過分はすぐに年金や一時金として受け取ることができるプランです。
元本割れのリスクを減らすことができるほか、運用で増えた収益を年金資金として早めに確保しておきたいと考えている方に適しているでしょう。
●最低保証引上げ型(ラチェット型)
運用で増えた部分を原資にして、年金原資や年金受取総額、死亡給付金などの最低保証額を引き上げられるタイプです。
引き上げられた最低保証額は、その後の運用で原資が減少しても減額されないため、運用で増えた部分を確実に残しておきたいと考える人に向いています。
「到達目標設定型(ターゲット型)」と「最低保証引上げ型(ラチェット型)」のいずれも運用で増えた部分を確保することで、その後の運用成績悪化による年金の減額リスクをカバーできます。
元本割れリスクをできるだけ軽減させたいとお考えの方は、選択肢に入れるといいかもしれません。
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